2018年5月8日火曜日

家族


先日夫の70歳の誕生日だった・・。
よって 彼の祖国オーストラリアから 彼の兄弟達がやってきた。

彼の兄弟達が 夫の元にやってきたのは 初めての事。
つまり53年、半世紀以上前から一回も訪ねてきてはいなかった・・。

ニュージーランドとローストラリアの距離は 飛行機で 3時間ぐらいなので・・すぐなのだ・・。

が・・彼等がやってきたのは初めて・・。

つまり夫は 高校を出てすぐ ニュージーランドにやってきて 以来彼の国はニュージーランドになってしまったのだ。

彼は医者である親の期待に全く添う事が出来ず・・・つまり出来の悪い息子と言うレッテルを貼られて・・彼は実家から出てしまった様な存在だった・・。

彼が若い時に結婚した時も 親・兄弟を結婚式に招待しても誰一人として やってきた人はいなかった。

つまり彼は 家族からハミゴ的存在だったのだ・・。

そして 今回 夫の70歳の誕生日にみんながやって来るという事で・・それは もう 夫にしては 彼がティーンエイジの時以来の興奮する出来事だったのだ・・。

もう みんな 彼等の両親も無くなり・・血縁は兄弟であり・・自分の子供や孫なのだ・・。

そして自分の世代は もう終わろうとしている・・。

だからこそ お互いが大切な存在になってきたのだろう・・。
今まだ 兄弟みんなとりあえず元気だが・・その内 一人欠け・・二人欠け・・と言う事になって行くのだから・・。




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